ロバートキヨサキの著書で有名な「金持ち父さん貧乏父さん」の中で、モノポリーについて述べています。
「私は子供の頃よく、『モノポリー』で遊んでいたが、これは後に非常に役に立った。実際のところ、誰も私にこのゲームが子供の遊びだとは言わなかったので、私は大人になってもこのゲームをやり続けた。その他に役立ったのは、もちろん金持ち父さんの存在だ。金持ち父さんは子供の私に資産と負債の違いを教えてくれた。だから、私はごく若い頃に既にお金持ちになる道を選んでいた。そのためにしなければならないのは唯一、資産、それも本当の意味での資産を手に入れることだということも知っていた。」
子供のころからボードゲームを通してお金の勉強をしていたロバートキヨサキさん。
では、キャッシュフローゲームの考案に影響を与えた『モノポリー』について紹介します。
モノポリーとは
概要
「FINANCE」という別のボードゲームを参考にアメリカ人によって作成されました。
1935年から発売されていて、80年以上前から親しまれているベストセラーになります。
因みに、モノポリーとは英語で「独占」の意味です。
世界各国を部位にしたボードゲーム版とパソコン版、任天堂などのゲームとして幅広くあります。
不動産屋や会社をなるべく早く買い、家やホテルを早くたくさん立て人が勝てるようになっています。
ルールがシンプルなためソフトと対戦していても十分楽しめます。
メリット
判断力がつく
元祖モノポリーでは、自分の手持ちのお金とマスに止まった時の土地・鉄道・水道会社等の購入するかどうかの決断が求められます。
税金等のお金を支払わなければならないマスもあり、有り金を投資に回すことはできません。実生活でも、思わぬ出費はつきものですよね。
私は給料日の前には財布の口が硬くなります。
自分自身の現状を把握し選択を行うので、判断力が養われます。
デメリット
アタックゲーム
アタックゲームとは、
”一人勝ちを目指すゲーム”のことです。
アタックゲームの特徴は、最後に買った人は気持ちがいいですが、負けた人達は物足りなさを感じてしまいます。
キャッシュフローゲームとの比較
キャッシュフローゲームについて知らない方は続きを読む前に
キャッシュフローゲームを知らないあなたへ!キャッシュフローゲームとは? を一読してみてください。
モノポリー | キャッシュフローゲーム101 | |
難易度 | 初級から中級 | 初級から上級 |
人数 | 1人~8人 | 1人~6人 |
投資対象 | 不動産、企業 | 不動産、株、投資信託、ビジネス |
リアリティー | △ | 〇 |
損益計算書 | × | 〇 |
計算の量 | 〇 | △ |
勝敗 | アタックゲーム | ラットレースを抜け出せれれば、皆んなで勝てる |
金額 | 2000円〜 | 絶版 ゲーム会では1回1000円 アプリは月300円 |
筆者は両方とも遊んだことがありますが、モノポリーの方がルールが単純で初心者同士で遊ぶのに適しています。ただし、モノポリーにはローカルルールを設けて難しくする遊び方もあるそうです。
キャッシュフローゲーム101は「総支出を上回る不労所得を得て、ラットレースを抜けてファーストトラックへ移ること」を目標としており、投資の仕方と運によって結果が変わります。投資対象をやみくもに買うだけでは目標を達成することが出来ません。初めの職業選択でも難易度が変わるため経験が必要にあります。
モノポリーは土地、企業(ご当地バージョンがあり名前が変わることがありますが、本質的には同じ)です。
キャッシュフローゲーム101は株式、投資信託、不動産、ビジネスです。
キャッシュフローゲーム101の方が実社会のように投資対象が多く頭を使うため、難易度も高くしています。
投資対象が株式、投資信託、不動産、ビジネスと幅広いキャッシュフローゲーム101の方が現実味がありますね。
モノポリーには損益計算書はありません。簡単な足し算引き算でゲームは進めていけます。
一方、キャッシュフローゲーム101は簿記と同じように損益計算書があります。書き方を覚えてしまうまでは難しく感じてしまうでしょう。
実際のビジネスを始めるときは、ファイナンシャルコミットをするため事業計画書を提出しお金借ります。利益がないビジネスには誰もお金を貸しません。お金の事を学ぶなら損益計算書をつけて視覚的にわかるようにすると無駄遣いもなくなります。
モノポリーは老若男女遊べるよう暗算でできる計算しかありません。詳しくはモノポリーのメリットに述べてます。
キャッシュフローゲーム101は大人用です。損益計算書で自分の資産、負債、支出、収入を管理するので、計算の量が増えてしまいます。
モノポリーは他プレイヤーが破産するまで戦い続けるアタックゲームです。一人勝ちを目指す方にお勧めです。
キャッシュフローゲーム101はラットレースからそれぞれのプレイヤーが「総支出を上回る不労所得を得て、ラットレースを抜けてファーストトラックへ移ること」目的としているため、クリエイティブゲームに近いです。
モノポリーはアマゾンで探すと2000円から販売しています。
安価で手に入るのはうれしいですね。
キャッシュフローゲーム101は絶版になります。後続としてキャッシュフローゲーム202もありますが、2万円ほどするためかなり高価です。ゲームでお金の勉強ができるなら安いかもしれませんが、いきなり大金を出すのは腰が引けてしまいますね。そんな方には、ゲームの遊び方やロバートキヨサキの考え方を体現できる当ゲーム会に参加してはいかがでしょうか。1回1000円ぽっきりで遊べます。
遊ぶならどっち?
ここまで読んでいただいた方は、じゃあどっちがいいの?
と思われている方が大半ではないでしょう。
やみくもにゲームを買ってきて遊んで、本当にお金の勉強になるのでしょうか。きっとゲームがゲームで終わってしまい。実生活に活かすことが出来ずにお正月やお盆の時に遊ぶだけになってしまうでしょう。
お金を学べる教材があるのに使わないなんて勿体ないです!
当キャッシュフローゲーム会では、100回以上遊んでいるベテラン達があなたが不労所得を得られるように全力でサポートします。ゲームをゲームで終わらせない工夫がたくさんあります。
会場でお会いできることを楽しみにお待ちしております(^^)