財務諸表とは、一般的に企業の経理状況を知るための成績表みたいなものですが、実は私達自身のお金の流れを知る上でも役立ちます。
金持ち父さんで有名なロバートキヨサキも次のように述べています。
財務諸表を作ることは、自分の人生を自分でコントロールし、本来自分がやるべきことにより多くの時間を費やすための第一歩となる
ロバート・キヨサキ
特に、今よりも経済状況を良くしたいのならば、最初のステップとして財務諸表にあるキャッシュフローの管理の仕方を覚えることが大切とのこと。
・お金が全く貯まらないという方
・毎月の生活がギリギリだという方
・将来の経済的不安から脱出したい方
このような悩みを抱えている方は、是非この記事を参考にして少しでもゆとりある生活に向けて進んでいただければと思います。
財務諸表とは?
キャッシュフローゲームは、下の写真にあるように損益計算書(そんえきけいさんしょ)と貸借対照表(たいしゃくたいしょうひょう)の2構成で考えられています。
この写真を実際に図にすると、下のようになります。
この財務諸表に注目することで、いわゆる金持ち父さんと貧乏父さんのお金の流れの違いを理解することができます。
この世の中は「金持ち父さん」「中流階級の人」「貧乏な人」の3つのタイプの人がいます。中流階級の人や貧乏な人は、いわゆる「貧乏父さん」に当たります。
では、この3つのタイプを決める要因は何か。
結局のところは「知識」と「行動」です。
自分が知らないことに対しては、行動することができないということです。
逆を言うと、知識として持っていて、その目標に向かって一直線に向かえばどのパターンにでもなれる。
つまり誰でも金持ち父さんにもなれるということです。
3パターンのキャッシュフロー
「金持ち父さん」、「中流階級の人」、「貧乏な人」の3タイプの財務諸表の違いとそれぞれのキャッシュフローの違いを理解していきましょう。
それぞれの仕組みを理解し、目指すべき道を決めたら後は行動あるのみです。
それぞれの道に合った手段を選択し、その道を同じように辿っていきましょう!
そうすれば自ずとあなたが決めた場所へとたどり着くことができます。
金持ち父さんの財務諸表
金持ち父さんの特徴:資産にキャッシュフローを投じる
金持ち父さんに分類される方は、ファイナンシャルインテリジェンス(お金の知識)が非常に高いため、財務諸表におけるお金の流れは理解しています。
・資産形成にキャッシュフローを投じる
・資産による収入の柱を何本も増やす
・負債を減らす
キャッシュフローが増えたらその分をさらに資産に再投資します。お金の正の循環を生み出す行動を選び、自分のキャッシュフローをコントロールしています。
中流階級の人の財務諸表
中流階級の人の特徴:負債にキャッシュフローを投じる
中流階級の人は収入はたくさんあるものの、ファイナンシャルインテリジェンスは高くはありません。そのため、車や贅沢品、旅行など、負債キャッシュフローを投じます。
・負債にキャッシュフローを投じる
・収入は多いが支出も多いためキャッシュフローは増えない
資産に投じることなくキャッシュフローも増えないため、お金はどんどん負債・支出側に流れていってしまいます。
貧乏な人の財務諸表
貧乏な人の特徴:支出にキャッシュフローを投じる
貧乏な人の多くは旅行や贅沢などすることはなく、支出にキャッシュフローを投じます。
しかし、中流階級の人と違って負債にキャッシュフローを投じないため、支出が増えにくいのが特徴です。
・キャッシュフローを支出に投じる
・負債にキャッシュフローを投じないため支出が増えにくい
(金持ち父さんになりやすい)
したがって、ファイナンシャルインテリジェンスを身に付け、資産にお金を投じることを覚えれば、中流階級の人よりも総支出を超える収入の柱を作りやすいです。
つまり金持ち父さんになりやすい素質を持った人になります。
あなたの財務諸表はどうですか?
上の内容から踏まえてあなたはどの財務諸表に魅力を感じたでしょうか?
さて、冒頭に書きましたように、
「金持ち父さん」、「中流階級の人」、「貧乏な人」、このどれに属するかを決める要因は「知識」と「行動」です。
今。あなたはこの3タイプの人の財務諸表とお金の流れを「知る」ことができました。後はなりたい人を決めて、その人の辿ってきた手段を選択し、「行動」するだけです。
今のあなたの財務諸表が理想の状態でなければ、それぞれのタイプの人の特徴を元に、目指す方向を定めましょう。
金持ち父さんは「資産」にキャッシュフローを投じます
中流階級の人は「負債」にキャッシュフローを投じます
貧乏な人は「支出」にキャッシュフローを投じます
あなたの理想に向けて、少しずつ進んでいきましょう!
もっと深く学びたい、お金の流れを直に体感してみたいという方は是非キャッシュフローゲームで体感してみることをオススメしています。
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夢を叶えるのは「知識」と「行動」です。
キャッシュフローを理解して、経済的自立に向けてぜひ少しずつ行動してみてください。